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旅行5日目。

出発前からこの日は、どうするか悩んでいた。

理想としては、午前中に「黄龙溪」に行き、成都に戻って、午後に「楽山大仏」に行く。

黄龙溪、楽山大仏とも成都からバスで行かなければならない。

バスに乗る時間がどのくらいかかるのかわからないので、はっきりした予定で組めなかった。

でも、旅行5日目で、体はくたくた。

翌日は中国人の友達Ｎちゃんに、市内を案内してもらう予定で、あまり疲労をためたくない。

この日は1日のんびり「楽山大仏」に行くことにした。

「楽山大仏」行きのバスは、成都新南门车站と茶店子客运站から出ている。

昨日、成都新南门车站で乗車券を買っておいた。

45元。成都新南门车站からは何本もバスが出ていて、全席自由席で「どのバスにも乗っても良い」ようだ。

バスに乗る前に、朝飯の肉まん1個（2元）を路上販売で買った。

08：44にバスに乗る。

早速、バスの中で肉まんを食べようとすると、汁が飛び散り、服が汚れた。

ウエットテッシュで服もなかなか汚れが取れない。

明日、Ｎちゃんに会うから、服を汚したくなかった。

肉まんなんか買うんじゃなかったと後悔した。

バスは出発すると、約3時間かかり、11：34に、乐山肖坝旅游车站についた。

片道3時間では、楽山大仏は1日かかる。

当初は1日で黄龙溪、楽山大仏の両方行くことも考えていたが、どうやって無理だった。

楽山大仏は、最初から船から見るだけで帰る予定だ。

通常は、入場券を買って、楽山大仏の顔の近くまで階段上ってみるのだが、

階段はしんどそう。そんな体力ないし、時間もかけたくなかった。

ネットの情報では、船は、楽山港から出ている遊覧船と、川沿いの码头から小船が出ているとの情報があり、码头から小船を探して、川沿いを目指して歩いた。

乐山大件码头。ここで小船に乗り、遊覧できるのかとおもったら、ここには遊覧船はなかった。

「楽山大仏の遊覧船を探している」と聞いてみたら、みんながやさしく真剣に考えてくれたけど、

ここではないということだった。

また、しばらく歩いた。

李码头。ここにこそ、遊覧船の小舟が出ているはずと期待したが、遊覧船はなかった。

ここで暇そうに座っていたおじさんに聞いてみたら、「楽山港にしかない」ようなことを言っていた。

歩き疲れた。ここらで昼飯でも食おうと、ネットの知った楽山名物「西覇豆腐」をさがしたが、

それらしい店がない。

これも、ネット情報は信じられないと思いながら、歩きつづけると、楽山港に着いた。

1時間くらい歩いた。

遊覧船の乗り場もあった。ここの遊覧船は20人乗りの大型船だ。

探していた「西覇豆腐」の旗も、見つけた。

どうやら、「西覇豆腐」は楽山名物というより、「楽山港名物」のようだ。

楽山港では各飲食店で「西覇豆腐」の看板を置いて宣伝していた。

13：50　｢龍游酒楼｣で西坝豆腐を食べるが、ほぼぼったくり。
60元とられた。観光客用のこんな店に入るのではなかった。失敗した。

豆腐とハム、キクラゲ。味はまあまあだ。

時間も昼過ぎで、店にはほとんど人がいない。
ウエイトレスの女の子が僕の隣の椅子に座って、話しかけてきた。

日本人が珍しく、僕に興味があるようだった。

テーブルの上に、置いてあるお茶は「免费？（無料か？）」と聞いてみたら、

無料だと嘘つきやがった。

勘定を払うとき、西坝豆腐以外にお茶代もとられた。

ちょっと歩いて裏の路地に入れば、安そうな飲食店がたくさんあった。

めしを食って、すぐに、遊覧船の切符を買い、遊覧船に乗った。

70元だ。

楽山大仏。船から見ても大きい！！

明日会う予定のＮちゃんから

指で、大仏の鼻を触ると、幸運がくると言われて、写真を撮ろうとするが、船が揺れて、良い写真がとれなかった。

以下はNちゃん提供の写真。こんな写真を撮りたかった。

遊覧船は20分程度しか止まらないで、すぐに楽山港に戻った。

でも、それで十分だ。

階段を登るのはしんどい。

行きは楽山港まで1時間くらい歩いたが、帰りは楽山港からバスに乗って、乐山肖坝旅游车站に戻った。バス代はたった1元。10分くらいでついた。

乐山肖坝旅游车站からは、高速バスで成都に帰った

15:50～18:25 帰りは全席指定席。バス代45元。2時間半。

この日は結局、20分だけ楽山大仏を見るために、1日がかりの時間を費やした。疲れた。

夕飯は、ホテルの近くの飲食店で、回鍋肉を食べた。

学生らしき女の子がたくさんいた。この辺は、四川大学がすぐ隣にある。

なぜか、ごはん大盛り。うまかった。20元（320円くらい）

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